V3はサンプル入稿候補。販売用マスターではない。
ファイル仕様、構図、疑似文字の除去はデジタル上で確認できました。一方、元になった実画像は1024×1536pxです。拡大後の数値が300ppiでも、紙で見た細部や暗部、雨粒の出方まで保証されたわけではありません。
検証状態:2026年8月27日にローカルで制作・確認。画像編集3回、外部有料API 0件、外部送信・公開 0件、サンプル購入 0件です。商品販売とアフィリエイトリンクもありません。
元画像をそのまま12×18インチへ入稿しなかった理由
比較ページで使った元画像は1054×1492pxで、縦2:3ではなく、12×18インチ換算で約83ppiでした。ICCプロファイルもありません。画面でよく見えても、入稿用の寸法・比率・色管理がそろっていません。
そこで元画像は投票用コンセプトとして残し、上書きせず、印刷候補を別のファイル系譜で作りました。元画像を単純に3600×5400pxへ拡大しただけでは、建物や雨粒の実効的な細部は増えないためです。
- 元画像
- 1054×1492px2:3ではない / 約83ppi / ICCなし
- 今回の候補
- 3600×5400px2:3 / 300ppi / sRGB
300ppiは画素数とメタデータの条件です。 1024×1536pxのV3入力を拡大しているため、ネイティブ3600×5400pxと同じ細部が生まれたとは扱いません。
V1とV2を不採用にし、V3まで作り直した理由
最初から採用できたわけではありません。画面全体の雰囲気だけでなく、建物の形、読めそうな疑似看板、広い黒ベタを100%表示で確認し、問題が残る版を止めました。

- V12:3へ再構成し、暗部の階調を増やす左の建物形状、疑似看板、窓台の黒潰れが残ったFAIL
- V2建物のパースと窓、雨の反復を修正建物は改善したが、疑似看板と広い黒領域が残ったFAIL
- V3疑似看板を除去し、最深部だけを明るくする1024×1536の入力として採用。印刷候補へ変換したCONDITIONAL
V3の修正プロンプトで固定したこと
V2の構図、カメラ位置、建物配置、雨の量、紺・墨・鈍い金の配色は維持しました。その上で、疑似看板を匿名の建築へ置き換え、窓台・左枠・建物面の最深部だけを持ち上げるよう指示しています。
同時に、再デザイン、文字、署名、透かし、ロゴ、人、読める看板、有名なスカイライン、過度なシャープ処理を禁止しました。「きれいにする」ではなく、残す要素と直す場所を分けたことが、V3で変更範囲を抑えるための要点です。
1024×1536pxのV3を、印刷候補へどう変換したか
採用したV3入力をローカルのffmpegで3600×5400pxへLanczos拡大し、輪郭補助はCAS 0.15に抑えました。その後、macOSのsipsでsRGB IEC61966-2.1を埋め込み、横・縦のppiメタデータを300に設定しました。
scale=3600:5400:flags=lanczos,cas=strength=0.15- 01V3入力を保存1024×1536pxとSHA-256を記録
- 022:3へ拡大Lanczosで3600×5400px化
- 03輪郭を軽く補助CAS strength 0.15
- 04色とppiを設定sRGB / 300ppi
- 05同一性を記録候補ファイルのSHA-256を固定

Printful用PNGとGelato用PDFの派生候補を分けた
事業者ごとにページ寸法と色管理条件が異なるため、同じV3から2つの入稿候補を用意しました。どちらも実際の事業者プレビューへ入れる前の候補で、受理済みデータでも販売用マスターでもありません。
- Printful候補
- V3 PNGをそのまま使用。12×18インチ、3600×5400px、sRGB。公式安全域は3300×5100pxで、各辺150px内側をローカル確認しました。
- Gelato派生候補
- 30×45cm仕上がり用に、308×458mm・各辺4mm塗り足しのPDF/X-4候補を作成。第三者のPDF/X適合証明とGelato実画面での受理・プレビューは未確認です。
公式条件は、Printful — poster template、Printful — print file preparation、Gelato — PDF upload requirements、Gelato — supported dimensions、ICC Profile Registry — GRACoL2006_Coated1v2で2026年8月27日に確認しました。
3600×5400px・300ppiでも、なぜ条件付き合格なのか
寸法、比率、色、構図は機械的に確認できます。しかし、近くで見た雨粒の解像感や、暗い紙面での黒潰れは画面だけでは確定できません。 そのため、V3は「同一ファイルを1枚だけ管理サンプルへ入稿する候補」としました。
| 確認項目 | 判定 | 確認結果 |
|---|---|---|
| 寸法・比率 | PASS | 3600×5400px、縦2:3 |
| ppi・色 | PASS | 300ppi、8-bit RGB、sRGB、alphaなし |
| 構図・中央クロップ | PASS | 主景、窓枠、窓台を維持 |
| 疑似文字・ロゴ | PASS | V2に残った琥珀色の疑似看板を除去 |
| 雨粒・暗部・窓台 | WARN | 画面上は改善。紙上の粒立ちと黒潰れは未確認 |
| 実効的な細部 | WARN | 1024×1536入力由来。近接鑑賞は実物で判定 |
| 権利・類似性 | 未完了 | 予備確認は内部サンプル用途のみ。最終承認は未実施 |
暗部の数値も確認しました。V3の純黒は全画素の1.129%で、内部ガードの0.5%を超えています。一方、連続した最大の純黒領域は0.020%でした。大きな黒ベタは解消したものの、暗い領域の見え方は用紙と印刷機で変わるため、数値だけで販売可とは判定しません。

販売前に残っている権利・入稿・実物確認
manifest上の予備的な類似性確認は、内部サンプル用途に限った通過です。ユーザーによる作品採用、逆画像検索を含む最終権利承認、事業者プレビュー、購入、実物QA、販売承認はいずれも未完了です。
予備確認は、作品名、構図、配色、雨窓、都市夜景などの記述検索だけで行い、ローカル画像は検索サービスへアップロードしていません。確認範囲では完全一致や特定作品と分かる近似を見つけませんでしたが、逆画像検索、未索引作品、生成モデルの学習データまでは確認できないため、法的な最終判断には使いません。
- 済デジタルQA条件付き・サンプル専用
- 次最終権利確認逆画像検索と人の承認
- 未事業者プレビューSKU・トリム・安全域・自動補正
- 未1枚を購入最終額と添付ファイルを人が確認
- 未紙上QA黒・雨粒・色・裁断・反り
- 未販売承認品質と権利を確認後に判断
PrintfulとGelatoの商品固有テンプレート、入稿プレビュー、認証後の見積額、製造国も未確認です。自動補正や自動クロップの有無は、同じSHA-256の候補を使って注文前に確認します。
再現に必要な入力・出力・費用状態
制作結果は、記事用の要約だけでなくローカルの制作ログとmanifestへ分けて保存しました。変換後のファイルだけを残さず、V1〜V3の入力と不採用理由を追える状態にしています。
- 実行日
- 2026年8月27日
- 画像編集
- Codex組み込みimage_genを3回。モデル名はツールから取得不可
- 採用入力
- V3 / 1024×1536px
- 候補出力
- 3600×5400px / 300ppi / sRGB / 25,446,884 bytes
- 候補SHA-256
cfa5e1fa…db332ad- 生成待機時間
- V1 33.5秒 / V2 37.2秒 / V3 36.7秒
- 全工程の時間
- 未計測
- 取得可能な生成費用
- 取得不可
- 外部有料API
- 0件
- 購入・販売
- 0件 / 0件
この記事が参照した一次ログ
docs/window-01-print-master-qa-2026-08-27.md制作手順、3版の失敗、変換設定、デジタルQA、未確認事項production/window-01/manifest.json入力と候補のSHA-256、生成回数、承認状態、費用状態docs/fidelity-ledger-2026-08-27.md元画像を投票用に残し、印刷候補を別管理した制作判断
次に進めるのは販売ではなく、同一SHAのファイルで事業者プレビューを確認し、1枚のサンプル購入を人間が承認する工程です。
入稿先を比べた公式調査も公開しています。
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