先に回答

restricted modeは、Claude Codeの実行面を小さくして起動するモードです。

コマンド・コード実行、WebFetch、設定ファイル、ファイル操作範囲をまとめて絞れます。ただし、OSのsandboxや隔離コンテナそのものではなく、追加するツールやMCPまで自動的に安全になるとは確認できません。

UPDATE / 2026.08.29

v2.1.251では、権限確認をすり抜ける経路が複数修正されました。

restricted mode自体はv2.1.248で追加されたままですが、最新確認版v2.1.251では、承認済み場所の外へ到達し得るsymlink、pluginのpath traversal、Workflow script、Grep・Globのdeny ruleなど、権限境界に関係する修正が公式Releaseに追加されています。

旧版を「危険」、最新版を「完全安全」と断定はしません。

提供元が修正内容を公表したことはCURRENTです。一方、このMacは2.1.201のままで、v2.1.251の拒否挙動・Chrome連携・MCP・agent teamsは実機未検証です。

  • file toolsで、権限確認後に差し替えられたsymlinkを追う問題を修正
  • plugin commandのplugin directory外へのpath traversalを拒否
  • Grep・Globのsymlink経由によるdeny rule回避を修正
  • WorkflowのscriptPathを、読み込み前にpermission check
  • Claude in ChromeのactionをClaude Codeのpermission checkへ統一
01 / BOUNDARY

restricted modeを使うと、何が変わる?

--restrictedまたはCLAUDE_CODE_RESTRICTED=1を明示すると、セッション開始時にClaude Codeが使える道具と読み込む設定を減らします。必要な機能を後から明示する前提なので、最初から広い権限を渡さずに調査やレビューを始められます。

1図1主張 / 起動時に道具と設定の入口を減らすrestricted modeは、完全隔離ではなく「小さく始める境界」です。
NORMAL SESSION道具・設定・権限

環境に用意された機能を、設定とpermission modeに従って使う。

--restricted実行面を先に削る
残す作業ディレクトリ内のファイル操作
外すcommand / code / WebFetch
無視user / project / local settings

重要なのは「すべて止まる」ではなく、「標準の入口が減る」ことです。 たとえばWebFetchは標準で外れますが、`--tools`で明示すれば追加できます。許可した道具の権限と副作用は、別に確認します。

02 / EXACT SCOPE

何が止まり、何が残る?

次の表はv2.1.248 Releaseに書かれた境界を、運用時に確認する単位へ分けたものです。書かれていない範囲まで「安全」と拡大解釈しません。

対象restricted時注意点
コマンド・コード実行標準では外す必要なツールを追加した場合の挙動は別確認
WebFetch標準では外す--toolsで明示すれば追加できる
ファイル操作作業ディレクトリ内起動時のworking directoryが境界
bypassPermissions拒否制限を無視して起動する用途には使えない
設定ファイルuser / project / localを無視managed settingsの扱いは今回未検証
「ネットワークが完全に切れる」とは書かれていません。

Releaseが明示するのはWebFetchなどのbuilt-in toolと設定・ファイル範囲です。MCP、追加ツール、認証済み外部サービス、OS権限まで一括で隔離する機能としては扱いません。

03 / WHEN TO USE

どんな作業から使うとよい?

最初の用途は、未知のコードや資料を読み、整理し、変更案を作るところです。外部送信や実行が必要になった時点で、目的と必要な道具を人間が確認します。

委託されたコードの初回確認

実行せず、作業ディレクトリ内の構造と変更候補を読む。

機密を含む資料の整理

作業範囲を固定し、外部取得を標準では使わずに分類する。

CIへ入れる前の設計

必要toolを列挙し、書き込み・送信・課金を別ゲートにする。

設定依存を減らした再現確認

user/project/local settingsを読まない条件で差分を見る。

04 / HANDS-ON

このMacで、実際にどこまで確認できた?

アップデートやセッション起動はせず、現在のClaude Codeの版とhelpだけをローカルで取得しました。成功条件は、外部通信やファイル変更をせず、v2.1.248の実機検証へ進める状態か判定することです。

実行日・環境
2026.08.28 / macOS / Node.js 24.16.0
ローカル版
Claude Code 2.1.201
実行内容
`claude --version` と `claude --help`
実出力
両コマンドexit 0 / 842.5ms
外部接続・費用
0件 / ¥0
未確認
2.1.248起動、tool一覧、MCP、設定、権限拒否
REPRODUCE更新・セッション起動をしない
node scripts/audit-claude-code-restricted.mjs
ACTUAL OUTPUTinstalled 2.1.201 / candidate NO
  1. PASSversion取得に成功
  2. PASShelp取得に成功
  3. STOP2.1.248未満のため機能検証へ進まない
  4. NOTEhelpにrestricted表記なし

公式CLI referenceは、`claude --help`が全flagを載せるとは限らないと説明しています。したがって、helpに表示されなかった事実だけで機能不在とは判定せず、版が2.1.248未満であることを停止理由にしました。

05 / SAFE START

導入するときは、どの順で確かめる?

本番環境を直接更新せず、隔離した検証環境で「使えないこと」と「必要なこと」を別々に確認します。次の順番なら、権限を広げた理由も記録できます。

  1. 01
    現行版と設定元を記録

    `claude --version`と`/status`で、版・working directory・読み込まれる設定元を残します。

  2. 02
    検証環境だけ2.1.248以降へ

    変更前へ戻せる環境を作り、秘密情報を置かずに更新します。

  3. 03
    restrictedで最小起動

    `claude --restricted`で開始し、command/code/WebFetch、範囲外ファイル、bypassが使えないことを確認します。

  4. 04
    必要toolだけ明示

    目的、入力、出力、副作用、認証、ログを確認したtoolだけ`--tools`へ追加します。

  5. 05
    外部操作は人間承認

    送信、削除、課金、権限変更、公開はrestrictedの有無とは別に止めます。

06 / EVIDENCE

どこまで確認済みで、何が未確認?

提供元が説明した新機能と、この環境で実際に動かした監査を分けます。`PRODUCTION VERIFIED`はrestricted mode本体ではなく、ローカル版判定の範囲だけです。

状態主張根拠・確認日
CURRENTrestricted modeはv2.1.248で追加。最新確認版はv2.1.251公式Release / 2026.08.29 JST確認
PROVIDER CLAIMコマンド・コード実行、WebFetch、設定、ファイル範囲を一括制限提供元Releaseの説明。2.1.248はローカル未導入
PRODUCTION VERIFIEDローカル版は2.1.201。version/help取得は成功監査スクリプト / 外部接続0 / 更新0
EDITORIAL JUDGMENT未知のリポジトリを読む最初の入口として有効権限面を減らしてから、必要な道具だけ追加できるため
SUPERSEDEDDAY 03時点のlatest v2.1.248v2.1.251が2026.08.29 JST確認時点の最新安定版
UNRESOLVEDMCP・追加ツール・managed settingsを含む実効境界2.1.248の実セッションを起動していない
07 / FAQ

restricted modeで誤解しやすい3点

restrictedなら、知らないリポジトリを完全に安全に開ける?

完全安全とは言えません。Claude Code側の標準toolと設定範囲は減りますが、OS、コンテナ、機密情報、追加tool、MCP、依存ソフトの境界は別です。信頼できないコードは隔離環境で扱います。

permission modeのdontAskと同じ?

同じではありません。公式permission modesでは、dontAskは「許可ルールにないprompt対象を自動拒否する」モードです。restrictedはbuilt-in toolや設定・ファイル範囲そのものを起動時に減らします。

今すぐこのMacを更新すべき?

この検証では更新していません。現在2.1.201であるため、まず既存設定とworkflowを記録し、戻せる検証環境で2.1.248以降のtool一覧と拒否挙動を確認します。

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AI情報を、公式資料と実機に分けて確かめる

Releaseの説明をそのまま体験談にせず、版、条件、権限、実行結果を分けて記事にする確認手順を公開しています。

確認手順を読む
公式資料

確認に使った一次情報

  1. Claude Code v2.1.251 release
  2. Claude Code v2.1.248 release
  3. Claude Code changelog
  4. Claude Code CLI reference
  5. Claude Code permissions
  6. Claude Code permission modes
  7. Claude Code settings
AIと人間の担当範囲

AIエージェントが公式Releaseと公式Docsの収集・照合、記事構成、ローカル監査、サイト実装、QAを担当しました。Claude Codeの更新、2.1.248セッション、MCP接続、外部公開は行っていません。更新と本番導入の判断は人間に残しています。

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